映像 研 に は 手 を 出す な。 「映像研には手を出すな! 」実写版の映像解禁。4月5日ドラマ放送、5月劇場公開

映像研には手を出すな! (4) (ビッグコミックス)

映像 研 に は 手 を 出す な

細田守監督の『時をかける少女』や宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』の絵コンテ集を読んで、独学で学びました。 それと高校で実写映画を撮っていて、その時にどうやってカットを割ればいいかをさんざん考えたので、その経験が活きているんだと思います。 高校での撮影は、放課後の数時間で撮影しないといけませんから、限られた時間でスムーズに撮影するにはコンテを作った方がいいんです。 大童:ありがとうございます。 僕は漫画を描いた経験がほとんどなくて、自分が知っている表現手法は、実写かアニメか、あるいは絵コンテぐらいだったので、その手持ちのカードで描かざるをえなかったんです。 『トランスフォーマー』1作目の砂漠のシーンで、サソリみたいなやつが砂の中からドーンと出てくる時の動きを真似したりしていました。 胸を張り出して殴る前のポーズで出てくるんですよ。 斜めに腕を振り上げている感じを真似してみて「これな」とか思ったりしています(笑)。 大童:「これな」ですね(笑)。 あと、オプティマスプライムが地球にドーン!とやって来て、ある住宅のプールに落ちるんですが、プールサイドにゴーン!と足を着くカットがあるんですけど、そこの踵周りの動きが格好いいんです。 ストーリー的には『ミスト』やヒッチコックの『鳥』、『トゥモロー・ワールド』みたいな作品が好きです。 ディストピアっぽくて、世界の謎は最後まで解けないみたいなものが好きですね。 『映像研~』にはそういう側面は出していませんが、自分の手綱をしっかり握っていないと、暗いものを描いてしまう自覚はあります。 大童:そうですね。 人が死ぬ映画が好きなんです(笑)。 最近、面白いと思ったのはクエンティン・タランティーノ監督の『ヘイトフル・エイト』です。 大童:それは順を追って説明すると、あの吹き出しの演出は最初、同人誌でやったんです。 俯瞰のカットだったんですが、背景が吹き出しでほとんど隠れてしまい、それだと俯瞰であるインパクトが削がれてしまうので、吹き出しにパースをつけてみたんです。 マイクが環境音を拾って音が空間に定着しているイメージですね。 その例えとして『探偵はBARにいる』を例にしてお話したんです。 音の空間を意識するのはすごく映画的な発想ですね。 大童:そうですね。 僕にとって吹き出しは邪魔なんです。 アニメでも実写映画でも基本的に存在しませんし、絵をレイアウトで見せたいのに、何だか知らないけど変な楕円が被さってくるなあと思ってしまって。 背景が真っ白な時などは吹き出しがあると助かるのですが、僕がやりたいことからすると邪魔だと思うことが多いです。 大童:そうですね。 レイアウトを作る時も常に空間を表現することが重要だと思っています。

次の

『映像研には手を出すな!』金森の存在から考える、自主制作アニメーションの現在(リアルサウンド)

映像 研 に は 手 を 出す な

彼女にとっては、小学校の頃に移り住んだ芝浜団地も、入学したばかりの芝浜高校も、そして日頃歩いている芝浜の町並みも、すべてが冒険の世界であり、アニメの設定世界であり、そして「最強の世界」なのだ。 彼女たちが、自分で思い描いたアニメの設定の中に突入し、生き生きと冒険を始める様は、この作品の最も大きな魅力の1つにもなっている。 野村正信の美術 『映像研』の美術監督を務めるのは、株式会社美峰の野村正信である。 『月刊ニュータイプ』の2020年4月号には野村のインタビュー記事が掲載されており、本作の美術制作の舞台裏が語られている。 野村によると、監督の湯浅政明からは「日常」「想像」「アニメ」の世界を描き分けるようオーダーが出されたそうだ(『月刊ニュータイプ 2020年4月号』KADOKAWA 2020年 pp. 28-29)。 「想像」の世界は、主に浅草の思い描く設定、つまり文字通り「イメージボード」の世界であり、本作では淡い水彩画風のタッチで描かれる。 「アニメ」の世界は、彼女たちが創作した、アマチュアテイストの残るアニメの世界である。 この中でもまず面白いのが、「日常」の世界だ。 2050年代の架空の町「芝浜」に舞台が設定されており、学校や町並みも含め、そこに描かれているのは現実にある風景ではないからだ。 しかしだからと言って、近未来SFのような世界とも違う。 食堂での注文方法など、一部の描写に近未来感はあるが、この世界の基調を成しているのは、コインランドリーや昔ながらのラーメン屋、寂れた商店街、あちらこちらに見られる廃墟や廃物など、今の日本の日常的風景と地続きでつながっている世界だ。 そこに浅草たちの「空想」が折り重なる。 それは「現実」を基にしていながらも、彼女たちの想像力によって自由自在にリドローできる可変的な世界だ。 そのようなアモルファスな「空想」が、やがて金森氏の現実主義的なリードと水崎氏の実作業によって、「創作」としてのアニメに仕上がっていく。 馴染みの世界が徐々に創作の世界へと転じていくこのワクワク感を、野村の美術はそれぞれに異なるタッチを用いることで、重層的かつ魅力的に描き出すことに成功している。

次の

TVアニメ『映像研には手を出すな!』公式サイト

映像 研 に は 手 を 出す な

スタッフ• 原作: 大童澄瞳• 監督: 湯浅政明• 脚本: 木戸雄一郎• 音楽: オオルタイチ• キャラクターデザイン: 浅野直之• 美術監督: 野村正信• 色彩設計: 中村絢郁• 撮影監督: 関谷能弘• 編集: 齋藤朱里• 音響監督: 木村絵理子• アニメーション制作: サイエンスSARU• 制作・著作: 「映像研」製作委員会• オープニングテーマ: 「Easy Breezy」 chelmico• エンディングテーマ: 「名前のない青」 神様、僕は気づいてしまった キャスト• 浅草みどり: 伊藤沙莉• 金森さやか: 田村睦心• 水崎ツバメ: 松岡美里• 百目鬼: 花守ゆみり• さかき・ソワンデ: 小松未可子• 藤本先生: 井上和彦.

次の