弾性 ストッキング 看護。 弾性ストッキングを使うときに注意することを教えて下さい。|ハテナース

手術前に履く、弾性ストッキングと手術当日の格好について

弾性 ストッキング 看護

肺血栓塞栓症を引き起こす深部静脈血栓症の予防方法には 理学的予防方法と 薬剤的予防方法の2つの方法があります。 今回の質問の弾性ストッキングは、この理学的予防方法のうちの1つです。 理学的予防法は抗凝固薬を投与する薬物学的予防法と違い、 出血リスクの増加がないので、 脳出血や消化管出血直後にも施行しやすいというメリットがあります。 一方で、単独療法のエビデンスが乏しいことや、圧迫の苦痛により中断を招きやすく、うっ血性心不全では増悪の恐れがあることなどがデメリットになります。 では、弾性ストッキングの役割、選択方法、合併症などについてお話しましょう。 弾性ストッキングの役割 弾性ストッキングには、下肢周囲から圧迫を加えることで静脈径を小さくし、静脈血流速度を速めることで静脈還流量を増加させて 静脈血うっ滞を防ぐ役割があります。 圧勾配は各メーカーによって異なりますが、おおよそ 足関節:下腿:大腿=10:7:4となっています。 弾性ストッキングをよく見てみると、高度の圧迫圧、安定した圧迫圧を必要とするための特別な編み方(横糸が入っています)がされています。 この編み方により弾性ストッキングは足首の圧迫圧が一番強く、太ももに向かって圧迫圧が弱くなるように 段階的圧迫で作られているのです。 弾性ストッキングは、肺血栓塞栓症の発生を予防する簡便な方法として広く使用されていますが、弾性ストッキングを使用してはいけない人もわずかですがいます。 弾性ストッキングを使用してはいけない人とは、どんな人なのでしょうか?次に記載します。 弾性ストッキングの禁忌、慎重な使用が必要な対象• ABIが0. 6未満または0. 蜂窩織炎、血栓性静脈炎などの急性炎症• 急性外傷、急性創傷• 糖尿病、うっ血性心不全、深部静脈血栓症の急性期 上記の患者さんに弾性ストッキングを使用すると、合併症を引き起こす可能性が高まりますので注意してください。 弾性ストッキングは、肺血栓塞栓症を発生させる深部静脈血栓症の発生予防として使用される以外にもさまざまなことで使用されるため、その種類は多様です。 その中から選択するときは、弾性ストッキングの 圧迫圧を参考にしてください。 深部静脈血栓症の予防に用いられる弾性ストッキングは、 足関節部の圧迫圧が18mmHg程度のものを用います。 下肢の状態を観察しやすいようにオープントゥ(つま先なしタイプ)またはモニターホールがついていますので観察しやすいものを選びましょう。 弾性ストッキングの圧迫圧とその使用する疾患について参考までに記載します。 20mmHg未満 :深部静脈血栓症の予防、静脈瘤の予防、健常者、他疾患による浮腫• 20~30mmHg :軽度静脈瘤、高齢者静脈瘤• 30~40mmHg :下肢静脈瘤、静脈血栓後遺症、軽度リンバ浮腫• 40~50mmHg :高産浮腫、皮膚栄養障害のある静脈瘤・血栓後遺症、リンバ浮腫• 50mmHg :高度リンバ浮腫 弾圧ストッキングは、ドラッグストアなどでも売っています。 患者さんの中には、自分で買ったものを使用したいと言ってくる人もいるかもしれません。 しかし、市販のものと、医療用とは仕様が全く異なります。 市販の弾性ストッキングの圧迫圧は15mmHg以下が殆どで治療には不十分な圧迫圧です。 また、かかとが無いので足首の位置がずれる可能性があり、適切な圧迫圧がかかりにくくなります。 医療用を必ず使用してください。 次に弾性ストッキングの合併症について記載します。 弾性ストッキングの合併症 深部静脈血栓症の予防で使用する弾性ストッキングは圧迫圧が低いことから、比較的合併症の危険は少ないとされますが、24時間連続して使用するものであり、また、使用者の意識レベルが低い場合などに弾性ストッキングが食い込むなどの問題があっても症状を訴えないこともあるため、使用中は十分な観察が必要です。 また、足の背屈ができない 下垂足といった症状が出たりします。特に痩せている患者さんで多いとされ、注意が必要です。 下肢サイズに合った弾性ストッキングを正しく着用し、しわなどにより部分的に高圧がかかることがないように注意を配ることが大切です。 ストッキングタイプではシリコンの滑り止めの部分で 皮膚炎を起こす場合があります。 そのような方にはいつも自分が履いているストッキングを下に履いて着用したり、素材の異なるほかの製品に切り替えたりするなどの対応が有効な場合があります。 弾性ストッキングによる軽度から中等度のかぶれは、ステロイド軟膏を塗ることで改善します。 皮膚炎とまではいかなくてもかゆみを訴える患者さんは多く、その原因として 皮膚が乾燥している場合も多いです。 その際は、保温クリームや抗ヒスタミン外用薬などで対応します。 静脈のうっ滞がみられる患者さんでは、不用意に本人が掻いてつくったひっかき傷から皮膚潰瘍や蜂窩織炎を起こすこともありますので注意が必要です。 ほかにも下肢虚血の増悪や、特に低栄養状態で痩せている患者さんでは、骨が突出した部分での圧迫が強まり、皮膚の血塊障害が生じることが皮膚潰瘍の原因となりますので注意しましょう。 重症下肢虚血には弾性ストッキングは禁忌です。 つま先が開いているもの、穴がある製品は、下肢の状態を観察しやすいでしょう。 ストッキング上端のずり落ちや下端のまくれ上がり、しわによる食い込みで 血行障害をきたし、下肢切断に至ったという報応もありますので、正しい方法で使用するよう注意してください。 おわりに.

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弾性ストッキングは術後いつまで装着すればいいの?

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先に伝えておきたい3つのポイント• 弾性ストッキングの役割はむくみの部分に圧をかけリンパ液の循環の効果を高める• 起床時に履いて寝るまでは履き続ける• 適切な圧とサイズの弾性ストッキングを選ぶことが大切 リンパ浮腫の治療に有効なのが「弾性着衣」です。 弾性ストッキング、弾性スリーブ、弾性グローブなどの種類があり、症状や使用する部分の大きさや動脈の状態に応じ選択されます。 足のリンパ浮腫には「弾性ストッキング」を着用します。 強い圧迫力が特徴で日常のケアには欠かせないものですが、使い方を間違うとうまく作用しません。 ここででは、リンパ浮腫治療用の弾性ストッキングはどのような仕組みになっていて、どのような作用があるのか、詳しく説明したいと思います。 弾性ストッキングの仕組みを理解して効果的に使用しましょう。 医師の診断のもと着用が認められる 「リンパ浮腫治療用弾性ストッキング」は、普段の生活ではあまりなじみのない言葉かもしれません。 日常的なむくみ対策として市販されている「着圧ストッキング」や「着圧ソックス」については、ご存じの方も多いでしょう。 着圧ストッキングや着圧ソックスがドラッグストアや通販で手軽に購入できるのに対して、リンパ浮腫治療用弾性ストッキングは、基本的には医師の許可がなければ購入できません。 医療機関からの指導を受けた患者様のみが、病院や取り扱いのあるお店で購入することができます。 リンパ浮腫の術後発症を予防するために着用するものなので、2008年には弾性着衣の購入費用について健康保険の適用が可能となりました。 「圧」をかける弾性ストッキング 子宮がん切除手術をはじめとした、婦人科系がん手術を受けた方のなかには、体内の老廃物を運ぶ役割をする「リンパ管」に障害が起きてしまう方もいます。 リンパ管がうまく作用しないと皮下組織の隙間に体液が染み出して「むくみ」が起こります。 弾性ストッキングは、履くことでむくみの部分に「圧」をかけ、この体液がたまるのを防ぐ役割をします。 弾性ストッキングは「複合的理学療法」の一部 弾性ストッキングはリンパ浮腫の治療になくてはならないものですが、履くだけで治るわけではありません。 リンパ浮腫の治療では ・スキンケア ・リンパドレナージ ・運動療法 ・圧迫療法 この4つの療法を柱にした「複合的理学療法」を行います。 ひと言にリンパ浮腫と言っても、その症状は患者様によってさまざま。 それぞれに効果的な方法や注意すべきことを考えたうえで医師が指示してくれるので、その治療法を守りましょう。 弾性ストッキングの着用は「圧迫療法」に含まれます。 比較的早期ならばこの弾性ストッキングをすぐ着用することもありますが、ある程度症状が進んだ状態だとすぐに着用しても効果がありません。 まずはスキンケアで肌表面の状態を整え、「リンパドレナージ」を行います。 リンパドレナージとはリンパ液を正しい流れで自然に排出させ、固くなった皮膚を柔らかくするマッサージです。 この 改善した状態を保つのが「圧迫療法」です。 弾性ストッキングを履くことでリンパドレナージと同じような状態にすることができ、よい状態をキープできます。 弾性ストッキングを履いたまま適切な運動を行えば、筋肉がポンプの役割をしてリンパの流れを促してくれます。 このように、弾性ストッキングはほかの複合的理学療法と組み合わせて使用することで効果が出るストッキングなのです。 弾性ストッキングは起きてすぐ着用、寝るまで履き続けます リンパ液を正しく排出させるためのポンプの役割をするこの弾性ストッキングは、基本的に動いているときはいつでも着用します。 就寝中や横になって休んでいるときは脱ぎますが、それ以外のときは常に着用していないと効果が低くなります。 「朝起きてまず顔を洗ってから着用」でも遅いです。 弾性ストッキングを履いていないときはポンプがほぼない状態です。 それで動き回ってはすぐに症状が逆戻りしてしまいますから、 面倒でもお布団から出る前に着用しましょう。 就寝中は外しますが、症状によっては弱めの圧のものを着用するようすすめられることもあります。 弾性ストッキングは適切な「圧」を選びましょう 弾性ストッキングは足首の方が最も圧が強く、ふくらはぎ、太ももと上に行くにしたがって圧が弱くなるような仕組みになっています。 圧を変えることで効果的に皮下にたまった体液を押し戻します。 この圧も症状に応じて段階的に選んでいきます。 ・クラス1(ライト圧)・・・18~21mmHg ・クラス2(ノーマル圧)・・・23~32mmHg ・クラス3(ストロング圧)・・・34~46mmHg 圧の強さは医師の指示によって決定します。 早く治したいという思いで強めを希望される患者様もいらっしゃいますが、強い圧を選べば早くよくなるというわけではありません。 逆に強すぎる圧は血管や筋肉を傷つけてしまう可能性があるので要注意です。 KEA工房のリンパ浮腫治療用弾性ストッキングは強さと目的から選べる2種類 KEA工房でお取り扱いする弾性ストッキングは、約3メーカーの商品を取り扱っておりますが、比較的よくお客様にお求め頂いておりますのがドイツのメディバロイド社が製造している丈夫なストッキングです。 圧の強さと見た目の自然さで2種類から選んでいただけますよ。 【】 ライト圧からストロング圧まで選べる弾性ストッキングです。 つま先が開いているので夏でも蒸れずに快適に使用していただけます。 お色は全3色。 日常使いしやすいです。 【】 メディプラスよりも薄手で、タイツ感覚で履いていただける弾性ストッキングです。 カラーバリエーションは全9色。 自然なベージュやアクセントに使える色味など、その日の気分やファッションに合わせてお選びいただけます。 こちらは外出時に便利なつま先ありのタイプ。 圧迫力はライト圧・ノーマル圧から選んでいただけます。 普段はメディプラスでしっかり圧をかけ、お出かけの際にはメディエレバンスでおしゃれを楽しむ・・・ そのような使い分けを楽しんでいただけるラインアップです。 弾性ストッキングの仕組みを理解して上手に活用しましょう 弾性ストッキングの仕組みを理解していれば正しく使用することができ、効果も出やすくなります。 リンパ浮腫に関して分からないことや疑問に思うことはそのままにせず、きちんと医師に相談しましょう。 弾性ストッキング製品については私たち専門店のスタッフにお問い合わせください。 弾性ストッキングを上手に活用して、快適な毎日を過ごしましょう。

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弾性ストッキングの着用方法【いまさら聞けない看護技術】

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24cm~30cm [12]• 27cm~33cm [1]• 28cm~34cm [13]• 28cm~36cm [1]• 28cm~38cm [6]• 29cm~34cm [6]• 30cm~40cm [1]• 30cm~42cm [6]• 5cm~38. 1cm [5]• 32cm~38cm [14]• 32cm~46cm [6]• 33cm~37cm [6]• 34cm~44cm [1]• 36cm~41cm [6]• 36cm~42cm [15]• 38cm~50cm [1]• 2cm~44. 5cm [5]• 40cm~45cm [6]• 40cm~46cm [10]• 40cm~48cm [2]• 44cm~56cm [1]• 6cm~50. 8cm [2]• 4cm以下 [5]• 38cm~45cm [5]• 40cm~49cm [6]• 40cm~62cm [4]• 42cm~49cm [1]• 44cm~49cm [4]• 44cm~53cm [3]• 44cm~54cm [4]• 46cm~70cm [4]• 47cm~56cm [7]• 48cm~50cm [1]• 48cm~53cm [4]• 48cm~55cm [1]• 50cm~54cm [1]• 50cm~59cm [8]• 52cm~57cm [4]• 54cm~58cm [1]• 54cm~61cm [1]• 54cm~78cm [4]• 55cm~64cm [6]• 60cm~67cm [1].

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