サイレント ヒル あらすじ。 サイレントヒル:リベレーション3D

サイレントヒル:リベレーション3D

サイレント ヒル あらすじ

スポンサーリンク あらすじ 悪夢にうなされ、目覚めたヘザー。 そこはショッピングモールでうたた寝をしてしまっていたようです。 父にこれから帰ること電話で伝えたところに、ダグラスと名乗る探偵が現れます。 彼はヘザーに会って欲しい人がいると言います。 不審に思ったヘザーはトイレに入る振りをして裏から逃れます。 しかし、ヘザーが向かった先には正体不明のモンスターに遭遇。 なんとか倒しますが、ショッピングモールは無人で同じようなモンスターが周囲をうろついています。 モンスターから逃れたヘザーは女性の姿を見つけ、声を掛けます。 しかしヘザーを知っている様子の彼女はよく分からないことを話すばかりで状況が分かりません。 ストーリーに触れていますので、ネタバレ含みます。 注意して下さい。 1の続編。 ヘザーの過去。 主人公のヘザーは、ハリーに託されたアレッサの生まれ変わりともいえる存在です。 シェリルと融合したアレッサが再びハリーに自身から切り離した存在を託したことになります。 ハリーはその子どもを連れ帰り、ヘザーと名付けて育てます。 冒頭でのやりとりや、中盤で帰宅したヘザーの様子から、良い親子関係だったことがうかがえます。 そこへ現れたのが教団を進行するクローディア。 彼女はアレッサとは姉妹のような関係で、1作目のハリーの件があった後、彼に託されたアレッサの生まれ変わりであるヘザーを探しています。 教団にとってアレッサが生むはずだった「神」は重要なものだったのです。 17年の間で教団も分裂 17年前はダリアがアレッサを利用し、教団をまとめていたようですが、現在はクローディアとヴィンセントというふたりの司祭が対立しています。 クローディアは熱心な信仰心を持っていますが、アレッサに対する執着なのか、その信仰心故か、教団ないの信者にすら恐れられる存在です。 対してヴィンセントは、信仰心は持ちつつもクローディアのやり方には批判的。 神の復活も望んではいません。 そのためヘザーに協力するのですが、彼は彼でどっちにも消えて欲しいと思っているので、完全な味方でもありません。 狂信的ともいえるダリアの流れを汲んだのがクローディアともいえます。 しかし同じく狂信的で神を求めたふたりには違いがあります。 ダリアは利己的な目的で神を召還しようとし、クローディアは救いを求めて神を召還しようとするのです。 それはクローディアのバックボーンにも関係していると考えられます。 幼い頃から一緒に過ごしたアレッサを失い、高圧的な父親からも逃れられず、彼女がすがるのは信仰しかなかったのでしょう。 そしてそんなクローディアをヴィンセントは危険視していて、神をはらむヘザーも危険と考えるのです。 ヘザーにとっては良い迷惑ですが、ヴィンセントの考えはそこまでおかしなものではありません。 得体の知れない「神」なんて召還してもらっても困りますからね。 わけもわからずに渦中の中心になってしまったヘザー ヘザーは中心人物でありながらも、状況が分からず翻弄されます。 ハリーが彼女の出生についてきちんと話してはいませんでした。 まだ17歳ですから、タイミングを計っていたとも考えられます。 どうせなら、知らないまま生きていくほうがいいことでもありますから、ハリーの判断も理解できます。 というか、どう説明しろっていうんだこんな状況って感じですよね。 そして、帰宅したヘザーの目に映ったのは、無惨に殺されたハリーの姿。 結局、父親と娘はサイレントヒルについて、きちんと話すことなく永遠に別れることになってしまうのです。 ヘザーはクローディアを憎み、復讐を決意します。 しかし、物語が後半になっていくにつれて、ヘザーはアレッサのころの記憶を取り戻していきます。 元はひとつである彼女ですがヘザーを形作るのは、父であるハリーと過ごしたこの17年。 彼女は揺らぐことなく、決着を付けるためにサイレントヒルへと向かうのです。 このストーリーからも、ヘザーが弱々しい少女であったら成立しないものだというのが分かります。 モンスターだらけの街を生きのびる身体能力、途中で諦めない精神力は並のものではありません。 怯えて逃げ隠れ、というタイプなら成立しないので、納得のキャラクターです。 ここから彼女がどう生きていくのか、先は描かれていません。 この後の人生を平穏に生きていってくれるのを願うばかり。 続編なので、教団のありようや過去の事件についての物語です。 1作目でつらい生活を強いられていたアレッサが、自らを葬り生まれ変わってもなお教団から狙われ、そしてついに解放されたことになります。 その代償はとても大きく、最愛にして唯一の家族を失うことになります。 決して幸せな終わりではありませんでしたが、1作目で苦しむままに生きながらえていた少女がようやく解放されたと思うと感慨深いです。 サイレントヒルシリーズは、「事件解決! 悪者やっつけた! めでたしめでたし」という類いのものではありません。 そこで描かれる人たちは敵であってもその過去に、悲しいものを秘めています。 1作目のリサを思えば、そこにいるモンスターですら元は何だったのかと考えてしまいます。 今回の悪役、クローディアもそうです。 彼女の取る手段はヘザーを苦しめるものばかりです。 しかし彼女が神を求めるのも、救済が欲しいからです。 そしてそれを自分が望むのと同じく、他者も必要としていると思い込んでいるのです。 彼女の父親であるレナードは、救済は全員に与えるべきではないと思っています。 それに対しクローディアはみんなに救済を与えようとするのです。 ありがた迷惑な話ですが、味方によっては彼女はみんなを救いたいと考えていると言えるでしょう。 ハリーに関しては彼女の場合、自分からアレッサを奪った張本人です。 そういう意味での憎しみは少なからずあったと思われます。 象徴的な演出が魅力的 鏡のある部屋で、ヘザーが実際にいる部屋がどんどんと赤黒く染まり、鏡の中のヘザーがその色に冒されていく演出がありました。 鏡の中のヘザーは動けなくなります。 動かしているヘザーは特に問題がなく、そのまま部屋を出ることができます。 各所に倒せないモンスターの「ヴァルティエル」が出現します。 ヴァルティエルは特にヘザーに攻撃をするわけでもなく、手の届かない場所に存在します。 ゲームオーバーになると、ヴァルティエルがどこかにヘザーを引きずっていきます。 象徴的な存在で、彼にも意味があるようです。 こういった、特になくても問題がない演出は、サイレントヒルでは多用されています。 普通のゲームだったら「なんかありそう」なところに別に何もないことも多いです。 遊園地にあるウサギのロビー君の血まみれの着ぐるみとか。 深読みし放題な世界もまたサイレントヒルの魅力です。

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映画『サイレントヒル:リベレーション』の感想・考察 ヘザーが現実世界にいる理由

サイレント ヒル あらすじ

スポンサーリンク あらすじ 悪夢にうなされ、目覚めたヘザー。 そこはショッピングモールでうたた寝をしてしまっていたようです。 父にこれから帰ること電話で伝えたところに、ダグラスと名乗る探偵が現れます。 彼はヘザーに会って欲しい人がいると言います。 不審に思ったヘザーはトイレに入る振りをして裏から逃れます。 しかし、ヘザーが向かった先には正体不明のモンスターに遭遇。 なんとか倒しますが、ショッピングモールは無人で同じようなモンスターが周囲をうろついています。 モンスターから逃れたヘザーは女性の姿を見つけ、声を掛けます。 しかしヘザーを知っている様子の彼女はよく分からないことを話すばかりで状況が分かりません。 ストーリーに触れていますので、ネタバレ含みます。 注意して下さい。 1の続編。 ヘザーの過去。 主人公のヘザーは、ハリーに託されたアレッサの生まれ変わりともいえる存在です。 シェリルと融合したアレッサが再びハリーに自身から切り離した存在を託したことになります。 ハリーはその子どもを連れ帰り、ヘザーと名付けて育てます。 冒頭でのやりとりや、中盤で帰宅したヘザーの様子から、良い親子関係だったことがうかがえます。 そこへ現れたのが教団を進行するクローディア。 彼女はアレッサとは姉妹のような関係で、1作目のハリーの件があった後、彼に託されたアレッサの生まれ変わりであるヘザーを探しています。 教団にとってアレッサが生むはずだった「神」は重要なものだったのです。 17年の間で教団も分裂 17年前はダリアがアレッサを利用し、教団をまとめていたようですが、現在はクローディアとヴィンセントというふたりの司祭が対立しています。 クローディアは熱心な信仰心を持っていますが、アレッサに対する執着なのか、その信仰心故か、教団ないの信者にすら恐れられる存在です。 対してヴィンセントは、信仰心は持ちつつもクローディアのやり方には批判的。 神の復活も望んではいません。 そのためヘザーに協力するのですが、彼は彼でどっちにも消えて欲しいと思っているので、完全な味方でもありません。 狂信的ともいえるダリアの流れを汲んだのがクローディアともいえます。 しかし同じく狂信的で神を求めたふたりには違いがあります。 ダリアは利己的な目的で神を召還しようとし、クローディアは救いを求めて神を召還しようとするのです。 それはクローディアのバックボーンにも関係していると考えられます。 幼い頃から一緒に過ごしたアレッサを失い、高圧的な父親からも逃れられず、彼女がすがるのは信仰しかなかったのでしょう。 そしてそんなクローディアをヴィンセントは危険視していて、神をはらむヘザーも危険と考えるのです。 ヘザーにとっては良い迷惑ですが、ヴィンセントの考えはそこまでおかしなものではありません。 得体の知れない「神」なんて召還してもらっても困りますからね。 わけもわからずに渦中の中心になってしまったヘザー ヘザーは中心人物でありながらも、状況が分からず翻弄されます。 ハリーが彼女の出生についてきちんと話してはいませんでした。 まだ17歳ですから、タイミングを計っていたとも考えられます。 どうせなら、知らないまま生きていくほうがいいことでもありますから、ハリーの判断も理解できます。 というか、どう説明しろっていうんだこんな状況って感じですよね。 そして、帰宅したヘザーの目に映ったのは、無惨に殺されたハリーの姿。 結局、父親と娘はサイレントヒルについて、きちんと話すことなく永遠に別れることになってしまうのです。 ヘザーはクローディアを憎み、復讐を決意します。 しかし、物語が後半になっていくにつれて、ヘザーはアレッサのころの記憶を取り戻していきます。 元はひとつである彼女ですがヘザーを形作るのは、父であるハリーと過ごしたこの17年。 彼女は揺らぐことなく、決着を付けるためにサイレントヒルへと向かうのです。 このストーリーからも、ヘザーが弱々しい少女であったら成立しないものだというのが分かります。 モンスターだらけの街を生きのびる身体能力、途中で諦めない精神力は並のものではありません。 怯えて逃げ隠れ、というタイプなら成立しないので、納得のキャラクターです。 ここから彼女がどう生きていくのか、先は描かれていません。 この後の人生を平穏に生きていってくれるのを願うばかり。 続編なので、教団のありようや過去の事件についての物語です。 1作目でつらい生活を強いられていたアレッサが、自らを葬り生まれ変わってもなお教団から狙われ、そしてついに解放されたことになります。 その代償はとても大きく、最愛にして唯一の家族を失うことになります。 決して幸せな終わりではありませんでしたが、1作目で苦しむままに生きながらえていた少女がようやく解放されたと思うと感慨深いです。 サイレントヒルシリーズは、「事件解決! 悪者やっつけた! めでたしめでたし」という類いのものではありません。 そこで描かれる人たちは敵であってもその過去に、悲しいものを秘めています。 1作目のリサを思えば、そこにいるモンスターですら元は何だったのかと考えてしまいます。 今回の悪役、クローディアもそうです。 彼女の取る手段はヘザーを苦しめるものばかりです。 しかし彼女が神を求めるのも、救済が欲しいからです。 そしてそれを自分が望むのと同じく、他者も必要としていると思い込んでいるのです。 彼女の父親であるレナードは、救済は全員に与えるべきではないと思っています。 それに対しクローディアはみんなに救済を与えようとするのです。 ありがた迷惑な話ですが、味方によっては彼女はみんなを救いたいと考えていると言えるでしょう。 ハリーに関しては彼女の場合、自分からアレッサを奪った張本人です。 そういう意味での憎しみは少なからずあったと思われます。 象徴的な演出が魅力的 鏡のある部屋で、ヘザーが実際にいる部屋がどんどんと赤黒く染まり、鏡の中のヘザーがその色に冒されていく演出がありました。 鏡の中のヘザーは動けなくなります。 動かしているヘザーは特に問題がなく、そのまま部屋を出ることができます。 各所に倒せないモンスターの「ヴァルティエル」が出現します。 ヴァルティエルは特にヘザーに攻撃をするわけでもなく、手の届かない場所に存在します。 ゲームオーバーになると、ヴァルティエルがどこかにヘザーを引きずっていきます。 象徴的な存在で、彼にも意味があるようです。 こういった、特になくても問題がない演出は、サイレントヒルでは多用されています。 普通のゲームだったら「なんかありそう」なところに別に何もないことも多いです。 遊園地にあるウサギのロビー君の血まみれの着ぐるみとか。 深読みし放題な世界もまたサイレントヒルの魅力です。

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【映画】サイレントヒル/ラストシーンとクリーチャーを解明【考察あり:ネタバレ注意】

サイレント ヒル あらすじ

and Davis Films Production 母のローズと娘のシャロン、そして父のクリス。 父と母は娘のシャロンを愛し、大切にしているが、心配事が一つあった。 シャロンはたびたび夜中にふらふらと歩きだし、家の外へ出て行ってしまうのだ。 そして、シャロンがつぶやく「サイレントヒル」という町の名前。 ウエストバージニアにあるというその町はかつて炭鉱町として栄えたものの、炭鉱火災を起こして今は廃墟と化した町だ。 「わが子を救いたい」。 母親ローズの思いがサイレントヒルへと母娘を向かわせた。 果たして待ち受けていたのは…サイレントヒルの果てしない恐怖と魔力。 ローズはシャロンを救えるのか。 まずはこの謎を探るべく、あらすじで映画を振り返ってみましょう。 その後、サイレントヒルの謎を詳しく解説していきます。 なお、あらすじは最小限の解説を加えて、再構成してあります。 このページではサイレントヒルのあらすじのみを結末までご紹介していきます。 サイレントヒルの町のある地域までやってきた。 ガソリンスタンドに入り、店員にサイレントヒルの場所を聞くが、店員はサイレントヒルについてあまり話したくなさそうだ。 支払いをクレジットカードでしようとするが、使用を停止されてしまっていて使えない。 どうやら夫のクリスがカードを止めたらしい。 夫クリスは妻ローズが電話に出ないので、心配していたが、やはり思っていた通り、ローズがシャロンを連れてサイレントヒルに行こうとしていることを電話で聞き、彼女を止めようとする。 クリスはシャロンを入院させたがっており、そこでの治療を優先すべきだと考えていたのだ。 しかし、ローズはクリスの説得に応じようとはしない。 彼女はウエストバージニア生まれのシャロンをウエストバージニアに連れて行けば、何かが分かるかも知れないと考えていた。 (この時点で、ローズの口ぶりからどうやらシャロンがローズの実子ではないことが分かる。 ) ガソリン代の支払いを現金で済ませて出てくるローズ。 ふと見ると一人の警官がローズの車をのぞき込んでいる。 警官に何かお手伝いすることがありますか、と言われるが、ローズはそっけなく何もないわ、と返事をして車を出した。 すると、バイクに乗った先ほどの警官がサイレンを鳴らして追いかけてくる。 ローズは一度車を止めるものの急発進。 執拗に追いかけてくる警官から逃れようとローズは無我夢中で運転する。 ひどい車の揺れにシャロンは泣きわめいている。 ついに、ローズはハンドルを切り損ねてしまった。 車から降りてローズはシャロンを呼ぶが、誰もいる気配がなかった。 そして、空から何かふわふわとしたものが降ってくる。 ローズがそれを手にとってみると、手には黒いすすがついた。 それは灰だった。 そして、路肩の大きな看板には"Welcome to Silent Hill"の文字が。 彼女はついにサイレントヒルに来たらしい。 そのままシャロンを探しながらサイレントヒルの町に入っていくローズ。 両側には食料品店や理髪店など、店のショーウィンドウが立ち並び、一見普通の田舎町と変わらない。 ただ一つ、違うのはこの町には人気がないこと。 誰一人歩いておらず、誰も住んでいる気配もしない。 それは当然だ。 この町はあの火災以来、廃墟と化しているのだから。 不気味に沈黙する建物を両側に挟みながら、ローズは町の通りを歩いていった。 すると、ふと横切る人影がある。 ローズは慌ててその影を追うが、すでに姿はない。 影が消えたと思われる場所に行くと、地下へ通じる階段が。 しかし、その階段は異様に長く、降りていく先が見えないほど深い。 ローズは途中まで降りたが、その先は光の届かない闇だ。 躊躇した彼女はシャロンの名を呼ぶが、やはり返答はない。 そこにサイレンが鳴り響く。 火事を知らせるときに鳴るような警告のサイレン。 ローズはゆっくりと階段を下りて行くのだった。 地下に到達したローズはどこまでも続くような長い廊下を歩いていく。 ほとんど真っ暗で何も見えないうえ、じめじめとしていて気味が悪いことこのうえない。 シャロンを呼びながら進んでいくローズ。 そのとき、また何かが。 ローズはそれを追って走り出した。 その先にいたのは気味の悪い形相のゾンビのような人間。 人間かどうかも定かでないような者たちがたくさんうごめいている。 ローズは激しい恐怖に襲われ、慌てて逃げようとするが彼らに捕まってしまう。 再び気がつくと、ローズは部屋の一室にいた。 室内の古びた様子から窓の外をみると、どうやらサイレントヒルの町にある建物の一室にいるらしい。 ローズは再び、町の通りに降りて、走り出す。 行きついた先には断崖絶壁が。 思わず息をのむローズ。 そこにボロボロの衣服を身にまとい、長い髪をぼさぼさにした不気味な女が現われる。 彼女はローズに向かって「闇に住む者だけが町に通じる扉を開けられる」と言う。 ローズがわが子を探していることを告げると、その女も自分の子を亡くしたのだ、と返す。 シャロンの写真をその女に見せるローズ。 すると、その女は「私の子! 」と叫んでシャロンの写真にすがりつくではないか。 驚いたローズは写真をしまい、女から逃げ出す。 その女は「憎しみの炎に焼かれた娘…」と悲しげにつぶやくのであった。 サイレントヒルに行きたいクリスは町の人にサイレントヒルのことを聞くが、その町に行くと「灰を吸って死ぬ」と言われる。 ローズは何とか、自分の車までたどり着いた。 車のドアを開けるとそこには娘の絵が置いてある。 書かれているのは学校のようだ。 描かれた建物に大きく"school"と書いてある。 ローズはクリスに電話をかけて、「ひとりじゃ無理、助けに来て」とメッセージを残す。 エンジンをかけて車を出そうとするが、車は動かない。 そこに警官がやってくる。 ガソリンスタンドから追跡してきたあの警官だ。 娘がいないことを疑われたローズはその場で逮捕され、手錠をかけられる。 警官は無線で連絡を取ろうとするが無線が通じない。 警官の頭からは血が流れている。 警官もローズを追いかけていて事故に遭った際に気絶していたという。 父はローズのメッセージを聞くが、とぎれとぎれで雑音がひどい。 とりあえずはサイレントヒルに通じる橋まで到達。 橋の入り口はフェンスで封鎖してあり、警官が見張りに立っている。 クリスが車を降りて「妻がジープに乗っている」、と交渉すると、警部に会わせてくれた。 警部は「ジープは見つかりました、ケガをした様子もないので落ち着いてください」とクリスに言う。 それでもサイレントヒルに妻と子供を探しに行くというクリスに、警部も同行することになる。 警官とローズは町の方へと歩いていく。 その警官が言うには、2年前に男が子供をさらってサイレントヒルに連れ込む事件があったのだという。 ローズはサイレント・ヒルの町が普通ではないことを警官に伝えるものの、彼女の言葉を警官は信じようとしない。 そうこうするうちに、先ほどローズがぼろをまとった女と話していたあの絶壁まで来てしまった。 警官はその絶壁を見て驚愕するものの、やはりシャロンがいなくなったというローズの言葉は信じようとしない。 そこに何か、人影が見え、無線に雑音が入った。 向こうからふらふらと歩いてくる者が見える。 近づいてくるにつれ、その人影が異様な形状を持った人間であることが分かる。 警官は警告するが、なにか吹きかけてきたため、警官に射殺された。 そのすきにローズは逃走する。 ミッドウィッチ小学校という学校がサイレントヒルの町はずれにあることを町にある地図看板で確認し、そこにむかう。 玄関を入ると十字架のステンドグラスがある。 そこを通り過ぎ、用務員室のような部屋で引き出しから懐中電灯を見つけ、大きな鍵束も見つける。 一方、父親のクリスは警部とともにサイレントヒルに来ていた。 拡声器を使って警部がシャロンとローズを呼ぶものの、返事はない。 警部はクリスにサイレントヒルで起きた'74年の火事で父が死んだこと、町の半数の人間が死んだが、その中には当然の報いというやつもたくさんいたことを話す。 ローズは教室を手当たり次第に探すがローズの姿はない。 そのとき、ある机が目にとまった。 机の表面に"WITCH"と刻まれており、その部分だけほこりが取りのけてある。 机の中を見ると、教材に"アレッサ・ギレスビー"と記名してあった。 彼女は女子トイレに入る。 個室が並んでいる中、一つだけドアが開かない。 しかし、中からは泣き声が聞こえるのだ。 彼女はその声に怖がらないで、と優しく語りかけるとドアが開いた。 開けると中にあったのは死体。 古びて黒く変色し、ミイラのようになっているが、間違いなく人の死体だ。 ローズは驚きと恐怖で足がすくみ、逃げようとする。 そこに何者かがやってくる。 ドアをガンガンたたき、中に入ってこようとしている。 ローズは持ち出した鍵束でドアを施錠しようとするがうまくいかなかった。 そこに突如としてサイレンが鳴り響く。 前も聞いたあのサイレンだ。 サイレンが鳴り響いたとたん、ドアの向こうにいた何かは去って行った。 サイレンが鳴り終わるとさっきも経験した悪夢が再びやってくる。 壁がベりべりと剥がれ落ち、赤い血のような色をした壁が姿を見せ、クモのような形をした人間がローズに迫ってくる。 もはや人間とはいえない、不気味な形相になっている。 ローズは逃げ出すが、目の前に金網が立ちはだかり、倒れてしまう。 一方、父クリスと警部はローズを探し続けていた。 彼らは実は化け物に襲われているローズと壁一枚くらい隔てた場所にいたのだが、なぜかローズの悲鳴が聞こえない。 クリスは妻の香水の匂いがするのを感じ、ローズの名を呼ぶが、返答はなく、やはりローズの姿は見つからない。 ローズは何とか切り抜け、水のボタボタ垂れる地下へと再び逃げ込む。 そこに何かが這いながら向かってくるではないか。 ローズは絶体絶命になるが、誰かがローズを扉の内側に引き込んで助けてくれた。 あの警官だ。 彼女らはドアをふさいで安全を確保し、警官にローズは手錠を外してもらう。 聞こえてきたのは金属音。 大きな刃がドアに突き刺さり、真っ二つに引き裂く。 何度も襲いかかる巨大な鉈のような刃。 しかし、突如として金属音が遠ざかり、壁が元に戻っていく。 助かったようだ。 ローズはシビルと名乗るその警官に娘のシャロンを探すのを助けてほしいと協力を頼む。 彼らはサイレントヒルでの捜索を諦めて、町に戻ってきていた。 サイレントヒルの話になると歯切れの悪い警部。 クリスは彼が何か隠しているに違いないと思い、問い詰めるが、警部は何も話そうとしない。 クリスは町の公文書館に電話し、サイレントヒル警察の資料を見せてくれるように頼むが、秘密扱いの資料なので見せることはできないと言って断られてしまう。 ローズと警官のシビルは町のホテルにやってきていた。 中に入ると、女性がいて、ダリアに石を投げている。 彼女はアンナと名乗る。 人間がいることに驚くローズたちは、彼女に他にも人が住んでいるのか尋ねると、アンナは教会に皆で非難をしているという。 「信仰心があれば助かるのよ」とアンナ。 母親に何か食べ物を持っていきたいとこのホテルに来たのだという。 ローズがダリアと会ったことを話すとアンナはダリアを激しく嫌う。 彼女によれば、ダリアは追放された罪人なのだから当然なのだという。 そして、魔女を焼けばこの世の終わりを防ぐことができるのだというのだった。 シビルはホテルのフロントから「炎に包まれている子」を描いた絵を発見。 その絵は子供が描いたようだ。 それが111号室のところにあったことから、彼女らは111号室に向かう。 ところが111号室が見つからない。 番号が飛んでしまっているのだ。 ローズは不自然な壁があることに気がつき、それをナイフで破る。 中にあったのは111号室の扉。 扉を開けると、壁が大きく破られている。 その穴から、すぐ隣の建物に飛び移り、中をみるとどうやら工場跡のようで、黒くすすけており、かつてここで火事があったようだ。 そこに人影が見える。 再び泣き声がする。 人影を追ってきたローズは部屋のすみに座り込む小さな女の子を見つけた。 彼女が優しく語りかけるとこちらを向く少女。 その子の顔見てローズは驚いた。 なんとシャロンそっくりなのだ。 少女はアレッサという名前だった。 ローズに「燃えてるの」というアレッサ。 その後、ローズは意識を失う。 目を覚ますと女の子はいない。 アレッサのことを話そうとするとアンナにアレッサの名前を口に出さないで、と言われてしまう。 「闇の者に捕まってしまうわ、走って! 」と叫ぶアンナ。 再びサイレンが鳴り始めていた。 教会に向かってローズとシビル、アンナは走り出す。 教会にはたくさんの人が集まり始めていた。 そこにはダリアの姿が。 ローズはダリアに気がつき、ダリアの娘アレッサに会ったことを話す。 アンナはダリアに軽蔑したような態度を見せるが、ダリアは「羊の皮を被った狼たちよ」と教会に向かう人々に対して吐き捨てるように言うのだった。 ぼろぼろと崩れ落ちる壁と襲い来る怪物たち。 アンナは教会の扉まで行きつけず、怪物たちに殺されてしまう。 いのちからがらローズとシビルは教会の中に入り込んだ。 しかし、彼女らを待っていたのは温かい歓迎ではなかった。 人々がローズとシビルを魔女だと言って騒ぎ始めたのだ。 クリスタベラという女性が現われ、人々を静める。 「祈りましょう」とクリスタベラが呼びかけると、人々はクリスタベラの唱える文句に合わせて追唱するのだった。 一方、クリスは孤児院にいた。 その孤児院はシャロンを引き取った孤児院だ。 シャロンは養子だったのだ。 クリスは孤児たちの世話をする修道女を捕まえて、シャロンのことを聞こうとするが、彼女はひどく怯えて話したがらない。 そこに警部が現われ、公文書館の侵入罪でクリスを逮捕してしまう。 警部はクリスに手のひらにある痕を見せる。 クリスタベラに別室に呼ばれたローズとシビラ。 ローズが、娘シャロンを探していることを訴え、その行方を知る方法があれば教えてほしいと懇願する。 クリスタベラはローズにシャロンは悪魔のもとにいる、と教える。 そして、悪魔に会いに行くことは止めないが、戻った者はいない、と言い、さらに、信仰があればあるいは助かるかもしれないと告げる。 ローズはシャロンに会った瞬間に「母親になる」と決めた、と語る。 それを聞いたシビルは「子供にとって、母親は神と同じよ」と言うのだった。 クリスタベラが先導し、病院だった建物のエントランスまでローズとシビルは案内される。 クリスタベラはローズに悪魔はB151の部屋にいると告げ、無垢な者の姿を借りて、悪魔が姿を現すと警告する。 「案内図を覚えて」とクリスタベラ。 もしものときには記憶を頼りに逃げられるから、ということだった。 シビルはクリスタベラを信用しておらず、ローズに「罠よ」と警告するものの、ローズは必死に案内板を記憶しようとする。 もう、やるしかないのだ。 クリスタベラはローズの持っていたシャロンの写真の入ったロケットネックレスを帰そうとするが、その瞬間にロケットが開き、シャロンの写真が見えてしまう。 クリスタベラはシャロンの写真を見てアレッサであることに気がつき、ローズを「魔女だ」と糾弾した。 それを聞いたクリスタベラの護衛がローズに襲いかかる。 シビルは素早く割って入り、ローズを守ってくれた。 シビルはローズをエレベーターで地下に行かせ、ひとりで応戦する。 しかし、銃弾がつき、シビルは激しい暴行を受ける。 止まることを知らないかのようなエレベーター。 ものすごい速度で落下していく。 やがてエレベーターが止まると、そこは再び闇の世界。 ローズの懐中電灯が闇の者たちを目覚めさせてしまう。 ローズは電灯のスイッチを切り、彼らの動きを止めることに成功。 闇の者たちの間をすり抜けて奥へ向かう。 たどり着いた病室に一歩踏み込むとそこにはアレッサの姿があった。 彼女はここまでたどり着いたローズに「おめでとう」と言い、「ご褒美に真実を教えてあげる」と言う。 アレッサの語る真実は実に恐ろしいサイレントヒルの隠された裏歴史だった。 ごく普通の田舎町に思えたサイレントヒル。 そこのミッドウィッチ小学校に通うアレッサは母親しかいない、いわゆる未婚の母から生まれた子だった。 母のダリア以外はアレッサをひどく嫌い、親戚も寄り付かなかったのだ。 アレッサは同級生の親たちから陰口をたたかれ、親からそれを聞いた子供たちもアレッサを汚いもののように扱った。 アレッサは学校でひどいいじめや暴行を受けていたのだ。 クリスタベラはアレッサを汚れた者と考え、彼女に"清めの儀式"を行うことにする。 ところが儀式は失敗。 アレッサは全身の皮膚を失うほどの大やけどを負って病院に担ぎ込まれる。 アレッサが感じた激しい恐怖と耐えがたい痛みはやがて消し去れない憎しみへと変わるのだった。 そして、とアレッサは言う。 「罪のない好奇心でさえ、許せなくなったの」。 彼女は好奇心から自分の病室を覗いた看護師を部屋に閉じ込め、今に至るまで自分の看護をさせていたのだった。 アレッサはローズを招き寄せ、ベッドに横たわるもう一人のアレッサを見せる。 ベッドにいるアレッサは髪がなく、全身にやけどを負っている状態だ。 驚くローズに、アレッサは自分の体から憎しみや怒りなど、負の部分を分離し、善の部分も分離したのだという。 そして、今ローズと話しているのは「負」の部分のアレッサ。 「善」のアレッサはサイレントヒルの外に出した、と言う。 (ここで、アレッサは3人存在することになる。 1人はやけどを負って寝たきりのアレッサ。 この子が本来のアレッサであり、この子から「負」のアレッサと「善」のアレッサが生まれた。 2人目は「負」の部分のアレッサ。 3人目は「善」の部分のアレッサ。 この3人目の善のアレッサはシャロンと呼ばれ、孤児院に預けられたのち、クリスとローズ夫妻に引き取られた。 ) 夫クリスは警部に伴われて町の入り口まで連れてこられた。 警部は子供と奥さんの捜索はまかせるように、と言い、クリスを追い返そうとする。 警部によると、ローズとともに行方不明になっている警官のシビルは2年前の事件のときにも子供を救い、3日間サイレントヒルで救助を待っていたという優秀な警官だという。 クリスはまた必ず探しに戻ってくる、と警部に告げ、帰途につくのだった。 クリスタベラは抵抗するダリアを捕え、ダリアの部屋の中に匿われていたシャロンを発見した。 そして、ダリアとシャロンは教会へと連れてこられた。 教会のなかには薪が積み上げられ、十字架が用意されている。 その十字架には警官のシビルが縛り付けられていた。 彼女は火刑に処されようとしているのだ。 シビルはシャロンの姿を認め、「子供の前でこんな残酷なことをするなんて」、「いかれてる」と訴えるが、熱狂的な群衆は歓声を上げて大騒ぎしている。 やがて火がつけられ、シビルの体が炎に近付けられていく。 やがて耐えきれない高温に達するそのとき、シビルは母への思いを口にして死んでいくのだった。 シビルの次はシャロンの番だ。 悪魔を滅するために子供を焼き殺せ、と教会のなかは蜂の巣をつついたような騒ぎ。 そこに母のローズが現われる。 教会の戸口に立つローズの姿。 今度はローズに対する非難が集中した。 「魔女だ! 」「焼き殺せ! 」騒ぎ立てる彼らにローズは「真実を言いなさい」とクリスタベラに迫る。 ローズは「この世の終わり」という恐怖でサイレント・ヒルの住民たちをコントロールするクリスタベラを非難するのだった。 言葉に詰まったクリスタベラはローズを黙らせようと心臓をナイフで一突きする。 ローズは倒れ、血が流れ出す。 「神を冒涜した」とクリスタベラ。 そのとき、ローズから流れた血が教会の床に浸みこみ、突如として世界が反転し始める。 壁が後ろに倒れ、鉄条網が空を舞い、逃げる人々を突き刺していく。 そして、ローズが地下の病室に行ったとき、ベッドに寝ていたあのアレッサが現われたのだ。 サイレントヒルの住民もクリスタベラも皆、アレッサの放つ鉄条網から逃げられない。 這うようにして襲ってくる鉄条網にからみ取られ、殺されて行く。 シャロンのもとにローズはかけより、娘を抱きしめる。 そして、目を閉じていなさい、とシャロンに言うのだった。 シャロンがこっそり薄目を開けてみると、そこにあったのは母ローズの顔ではなく、「負」の部分のアレッサの顔だった。 教会は何事もなかったかのように、綺麗に元通りになっている。 ベッドに寝たきりのアレッサや人々の姿は消え、鉄条網もない。 そこにいたのは母娘と、そしてダリア。 ダリアは助かったのだ。 なぜ、助かったのか分からないという彼女にローズは、「母親だからよ」と告げる。 外にでたローズとシャロン。 車に乗ってサイレントヒルを後にする。 途中でローズは夫のクリスに電話をしようと自宅にかける。 留守録に「もうすぐシャロンと家に戻るわ」と入れている途中、自宅ではクリスが電話に気がつき、受話器を取る。 しかし、ローズはクリスが電話に出たことが分からない。 相変わらずローズは電話で話し続けるが、声はクリスに届かない。 クリスに聞こえるのはザーッという雑音だけだった。 やがて家に着いたローズは玄関先に車を止め、シャロンとともに家のドアを開けてソファのあるリビングに入っていく。 そこはいつもと変わらない我が家だった。 が、ローズはクリスがいないことを不思議に思う。 クリスは電話が切れたあと、ソファで仮眠を取っていた。 ふと風が妻の香水のにおいを運ぶ。 目を覚ましたクリスが玄関に行くとドアが半開きになっていた。 もしや、と思い、外に出てみるが誰の姿もない。 クリスはそこに立ちつくすしかなかった。 では詳しいサイレントヒルの解説とレビューを掲載しています。 ぜひ、ご覧ください。

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